車椅子にワンタッチで接続できる、点滴台一体型ボンベキャリー「車いすボンベキャッチャーよりそいくん」をご紹介します。
開発は、長野県佐久市に本社を置く、シナノと吉田工業です。
「よりそいくん」は、酸素ボンベと点滴台を一体化し、車椅子に接続できるボンベキャリーです。
また、よりそいくん単独で使用することも出来ます。
つまり、患者さんの搬送時には「車椅子＋点滴台＋ボンベキャリー」として、リハビリ時など患者さんご自身が歩かれる時には「点滴台＋ボンベキャリー」を備えた自走カートとして使用可能だということです。
車椅子の接続に、工具は不要。
車椅子のティッピングレバーに接続パーツを後付けするため、お手持ちの車椅子を活用できます。
あらかじめ車椅子に装着しておけば、足でペダルを踏むだけで、簡単に脱着可能。
点滴台も、3段階の高さ調節可能。キャスターは5つで、移動時に安定性があり、動きもスムーズです。重量は7キロ。特殊なアルミ素材で作られているため、軽量で強度も高いです。
先日開催された国際福祉機器展に出展されていて、ブースにおられた方にお話を伺い、脱着の様子も見せて頂いたのですが、本当に便利な製品だと感心しました。
介助される方の負担軽減にも役立つと思います。
