車椅子からの転倒を防止する、前後安心車いす「転ばなイス」

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フランスベッドメディカルサービス リハテックシリーズ 転ばなイス 車椅子

前後安心車いす「転ばなイス」は、OT(作業療法士)、PT(理学療法士)、介護福祉士、 リハエンジニア専門職の方々によるアドバイスを受けて、フランスベッドが開発した車椅子です。

「車椅子に乗っているのに、なぜ転倒する?」と疑問に感じる方もおられるでしょう。
実は多いんですよ、これが。
特に、認知症などの影響でちょっと忘れっぽくなり、なおかつ、自力で立てる方。

安全のため、車椅子を使う際は、「停止させている時は、ブレーキをかけておく」という作業が必要です。
また、車椅子から立ち上がる時は、まずフットサポート(車椅子の前にある、足を置く箇所)を所定の位置に戻し、地面に足を付けて立ち上がるという手順が必要です。

でも、認知症の方などは、その作業や手順を忘れてしまいがち。

ブレーキをかけないまま立ち上がろうとしたり、何かを取ろうと乗ったまま前屈みになったりしたら、利用者自身の重さも加わり、車椅子は勝手に動き、転倒してしまう可能性が高いのです。

また、フットサポートに足を置いたまま立ち上がると、車椅子前方に体重がかかるため、車椅子ごと転倒する可能性もあります。

転ばなイスには、こういった類いの転倒事故を防ぐための工夫が盛り込まれています。

セーフティーブレーキは、立ち上がると自動的にブレーキレバーが倒れ、瞬時にブレーキをかけてくれる工夫。
さらに、フットサポートに足を置いたまま立ち上がると、セーフティーフットサポートが下がり、フットサポートが着地して、ブレーキがかかります

利用者がブレーキをかけ忘れることを防げないなら、車椅子に勝手にブレーキをかけさせよう。

こんな発想は、介護現場の皆さんのご意見がなかったら、きっと生まれなかった。
現場の意見をくみ上げ、形にしたメーカーの努力に感心しました。

折りたためますので、車の後ろに積んでの運搬も可能。
介護保険利用も可能です。

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