介護エッセイを出版しました。
2004年から2009年まで更新していたブログ「今週のすぎやん」の内容を抜粋・修正し、ブログには書ききれなかった作者の思いや後日談なども新たに書き下ろしたエッセイ。

IHではなく、ガスコンロを使い続けたい方におすすめのビルトインガスコンロ「SAFULL+(セイフルプラス)」

調理 介護用品
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高齢者や認知症の方に配慮した、ビルトインガスコンロ「SAFULL+(セイフルプラス)」をご紹介します。
リンナイの製品で、2024年2月1日に発売されました。

こちらでのご紹介は、都市ガス用ですが、プロパンガス用の製品もあります。
また、設置工事を実施する業者もありますので、注文前によくご確認ください。

今の高齢者やシニア世代の方々は、ガスコンロでの調理に慣れ親しんでおられると思います。私自身もシニア世代に足を突っ込んでますが、IHでの調理は経験ありません。
ただ年齢を重ねると、ガスコンロでの調理が危険とのことで、IHに切り替えるご家庭も多いと聞きます。

しかし一方で、リンナイ社のプレスリリースによると、IHに切り替えたものの、使い勝手が変わることで、調理自体をあきらめる方もいらっしゃるとのこと。
そこで開発されたのが、「SAFULL+(セイフルプラス)」。ガスコンロでの調理をいつまでも続けられるよう、様々な工夫が施されたビルトインガスコンロです。

当社は、年齢を重ねても安心して使い続けられるガスコンロを目指し、認知症当事者やその介護者・介助者の声を取り入れ、「SAFULL+」を開発しました

引用元:https://www.rinnai.co.jp/releases/2024/0110/index_1.html

私が一番気に入ったのが、大型のごとくです。
現在のガスコンロは、バーナーの周りを囲む単独ごとくが主流だと思います。掃除がしやすい反面、鍋やフライパンをバーナーの中央にきちんと置くのが、ちょっと難しい。

「SAFULL+(セイフルプラス)」は、天板を広く覆う大型ごとくが採用されています。
ごとくの四角い枠を目安にできるので、バーナーの中央に鍋やフライパンを置きやすい。それに、高温になる部分をごとくが囲っているので、誤って触れてしまう危険を回避することができます。

見えづらい方にとっては、カラーリングの工夫もありがたいです。

バーナー周りの部品は黒色に統一、天板は黒色ではないので、コントラストで炎が見えやすいです。
さらに、点火スイッチやタイマー操作部と天板の表示の配色を、右コンロはオレンジ色、左コンロは緑色に統一。左右のコンロの操作間違いを防げます。点火スイッチにはLEDライトも搭載、使用中は点灯、エラー発生時は点滅するので、コンロの状態が一目でわかります。

個人的には、コンロの数が2つというのも、広く使えて良いと思います。
三ツ口コンロの奥の小さいコンロって、ちょっと使いづらいんですよね・・・。

他にも、音声案内や消し忘れ消火機能、鍋なし検知機能、感震停止機能など、きめ細かい工夫が施されています。
シニア世代や高齢者世帯でなくても、安心・安全に使えるガスコンロだと思いました。

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