施設入所時に必須の持ち物への記名を、少しでも楽にするアイデア

老人ホーム 介護用品
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介護施設や老人ホームなどへの入所前には、持ち物全てに名前を付けるという、大仕事が控えています。
特に衣類は、名前付け必須。施設内で洗濯をしてもらう場合、誰の物かわからなくなりますからね。

父がかつて入所していた老人ホームでも、無記名の衣類がたくさんあったそうです。
当然ですが、入所者の家族には、衣類への記名は何度も依頼しています。だけど、どんなに依頼しても、無記名の洗濯物は減らないとのこと。
介護スタッフは、「短期間で結構な量の持ち主不明の洗濯物がたまるんです」とおっしゃってました。

今回は、少しでもストレスなく持ち物記名ができるアイデアをご紹介します。

衣類以外への記名は、ラベルプリンターを活用しよう

私は、衣類以外の物品には、PCに接続するタイプのラベルプリンター「テプラPRO SR3500P」を活用していました。

コップや急須、入浴用品など、スタッフが手にする機会がある身の回りの物はもちろん、箪笥や加湿器、テレビにまで父の名前を印字したラベルシールを貼っていました。
「そんなとこにまで名前を書いてるんか」と、父にあきれられましたけどね。

父の足代わりだった車椅子には、名前だけでなく、入所していた施設名や連絡先を併記したシールを貼っていました。
父は、ひとりで老人ホーム周辺を散歩することが多かったので、このシールは実際に役立ったことがあったようです。

現在は、スマホを使って印字できる、便利でコンパクトなラベルプリンターが、たくさん出回っていますので、是非活用をおすすめします。

衣類に手書きで記名する場合は、緑色の油性ペンがおすすめ

私もかつては、黒の油性ペンを使い、目立つように大きな字で記入していたのですが、書いても見づらい暗い色の衣類や下着への記名は悩みました。
悩むのが面倒なので、明るめの色の衣類を選ぶようにしていたくらいです。

そんな思い出があるので、現在親御さんの介護に奮闘中の方が書かれたネット記事で、「名前書きには緑色の油性ペンがおすすめ」というアドバイスを見つけた時は、衝撃でしたねえ。

油性ペンといえば、黒か赤しか思いつかず、緑色の油性ペンの存在なんて、全く認識していなかった私、近所の文具店や100均ショップに存在を確認しに行きましたよ。
いやあ、これ、本当にいいアイデアだと思います。父が存命中に知りたかったなあ。

衣類への手書き記名が面倒なら、アイロンシール活用がおすすめ

アイロンで衣類に貼り付けるシールは、たくさん種類があるのですが、施設では洗濯機と乾燥機を併用するところが多いため、耐久性に問題が出てきます。
特に乾燥機は、熱でシールが剥がれやすくなる。

そこで、これ。

このネームラベルの最大の特徴が、指定した名前が印字されて手元に届くこと。
名前だけでなく、連絡先の電話番号や施設名の印字も可能です。

アイロンで簡単に貼り付けられ、はがすこともできます。
また、洗濯や乾燥への耐久性が非常に高く、業務用クリーニングや乾燥機にも耐えるそうです。

薄くて丈夫な素材を使用していてほつれにくく、優しい肌触りだそうです。
ラベル色は、白・青・緑・ピンクから選択できます。

こちらで紹介したのは、10mm×50mmサイズ・30枚セットですが、他に20mm×50mmサイズもあります。またセット枚数も、50枚セット・100枚セットが揃っています。

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