来る4月13日に開幕する、大阪・関西万博。
今回は、「身体的な事情で、万博に行きたいけれど、簡単に行くことができない方々」の参加を実現する、ユニバーサルツーリズムプロジェクト「Lets’ EXPO」をご紹介します。
運営は、一般社団法人関西イノベーションセンターです。

「Lets’ EXPO」は、リアルなサービス・バーチャルなサービス、両方を提供してくれます。
リアルなサービスは、大阪・関西万博会場内の移動支援サービス「万博会場内サポート」。
全国から集まったボランティアスタッフが、肢体不自由や視覚障がいなど、身体的な事情で移動が困難な方に、「車いす移動サポート」「視覚障がいのサポート」支援、さらに、それぞれに伴う「付き添い・見守りサービス」を万博会場内で実施します。
提供開始は4月17日(木)で、完全予約制です。また、定期的にオンライン説明会も実施するそうですので、「万博会場内サポート」ページで詳細を確認してみてはいかがでしょう。
バーチャルなサービスは「バーチャル体験サポート」、「オンラインツアー配信視聴」の2つ。いずれもご自宅や施設で利用可能です。
「バーチャル体験サポート」については、施設などの場合、ボランティアスタッフが指定場所へ訪問してサポートしてくれるサービスもあります。また説明会も開催されるようです。
「オンラインツアー配信視聴」は、パビリオンの内部を案内するオンラインツアーを、週に1~3回配信してくれるそうです。
「Lets’ EXPO」を通じて、ひとりでも多くの方々が、何らかの形で万博に参加し、楽しい時間を過ごせたらよいなあって思います。
55年前に開催された大阪万博では、「身体的な事情で、万博に行きたいけれど、簡単に行くことができない方々」の参加は、ほぼ実現不可能だったことだから。