介護エッセイを発売中。
2004年から2009年まで更新していたブログ「今週のすぎやん」の内容を抜粋・修正し、ブログには書ききれなかった作者の思いや後日談なども新たに書き下ろしたエッセイ。

大阪・関西万博の会場でも、自宅・施設でも、気軽に万博を体験できるプロジェクト「Lets’ EXPO」

夢洲駅(大阪関西万博会場最寄駅) 介護情報
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来る4月13日に開幕する、大阪・関西万博。

今回は、「身体的な事情で、万博に行きたいけれど、簡単に行くことができない方々」の参加を実現する、ユニバーサルツーリズムプロジェクト「Lets’ EXPO」をご紹介します。
運営は、一般社団法人関西イノベーションセンターです。

Lets’ EXPO

「Lets’ EXPO」は、リアルなサービス・バーチャルなサービス、両方を提供してくれます。

リアルなサービスは、大阪・関西万博会場内の移動支援サービス「万博会場内サポート」。

全国から集まったボランティアスタッフが、肢体不自由や視覚障がいなど、身体的な事情で移動が困難な方に、「車いす移動サポート」「視覚障がいのサポート」支援、さらに、それぞれに伴う「付き添い・見守りサービス」を万博会場内で実施します。

提供開始は4月17日(木)で、完全予約制です。また、定期的にオンライン説明会も実施するそうですので、「万博会場内サポート」ページで詳細を確認してみてはいかがでしょう。

「万博会場内サポート」については、ボランティアスタッフの活動費を負担する必要があります。また、利用条件が細かく定められているので、申込時によくご確認ください。

バーチャルなサービスは「バーチャル体験サポート」「オンラインツアー配信視聴」の2つ。いずれもご自宅や施設で利用可能です。

「バーチャル体験サポート」については、施設などの場合、ボランティアスタッフが指定場所へ訪問してサポートしてくれるサービスもあります。また説明会も開催されるようです。
「オンラインツアー配信視聴」は、パビリオンの内部を案内するオンラインツアーを、週に1~3回配信してくれるそうです。

「Lets’ EXPO」を通じて、ひとりでも多くの方々が、何らかの形で万博に参加し、楽しい時間を過ごせたらよいなあって思います。
55年前に開催された大阪万博では、「身体的な事情で、万博に行きたいけれど、簡単に行くことができない方々」の参加は、ほぼ実現不可能だったことだから。

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