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2004年から2009年まで更新していたブログ「今週のすぎやん」の内容を抜粋・修正し、ブログには書ききれなかった作者の思いや後日談なども新たに書き下ろしたエッセイ。

パーキング・パーミット制度をご存じですか。

優先駐車場 介護情報
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公共機関や大きなショッピングセンターなどの駐車場には、車椅子のマークが描かれた、車椅子専用駐車区画が設けられています。
最近では、車椅子専用駐車区画よりも幅は狭いものの、車椅子使用者以外に配慮が必要な方向けの専用区画を見かけることもあります。

パーキング・パーミット
画像転載元:パーキング・パーミット制度事例集 ~障害者等用駐車区画の適正利用に向けた取組~

こういった専用駐車区画等を利用するための利用証を自治体が発行する制度「パーキング・パーミット制度」をご紹介します。

パーキング・パーミット制度とは、車椅子利用者用駐車施設等を利用できる対象者の範囲を設定し、条件に該当する希望者に地域の協力施設で共通に利用できる利用証を交付する自治体の制度です。

引用元:バリアフリー:車椅子使用者用駐車施設等の適正利用推進 - 国土交通省

パーキング・パーミット制度は、一部を除いたほとんどの府県で実施されています(自治体によって、制度の名称は異なります)。
また、パーキングパーミット制度を導入している自治体間で、利用証の相互利用も可能です。

利用証を入手するには、申請が必要です。また、交付対象者・対象施設も定められています。
これらは自治体によって異なりますので、詳しくは国土交通省公式サイト記載の「パーキング・パーミット制度導入府県一覧」を参照ください。

なお、この制度で入手した利用証があれば、対象施設の専用駐車区画に必ず停められるという保証はありません。また、駐車禁止場所に駐車することもできません。


数年前、私が初めて「パーキング・パーミット制度」を知った時、制度の必要性に疑問を持ちました。正直、つい最近まで「こんなの必要なの?」と思ってました。

でも最近、パーキング・パーミット制度を利用している妊婦さんに、見ず知らずのおばちゃんが、車椅子でもないのに駐車するな、そんな利用証見たことない、とか、あれこれいちゃもんを付けてウザ絡みし、彼女が嫌な思いをした、という内容の短編漫画を読んだのです。
作品自体はフィクションでしょうが、漫画の題材になるということは、ウザ絡みおばちゃんのような人が存在する可能性が高い。

せっかくパーキング・パーミット制度を作ったのなら、もっと活用されるべき。
とにかくもっと認知度を上げた方がいい。
そう思ったのです。

車椅子を使用していなくても、障害を抱える方、難病を患っている方、妊娠されている方、怪我をされている方など、専用駐車区画を必要とされる方は、多くおられます。

誰もが専用駐車区画を適正に利用していれば、不要な制度でしょう。
でも大体の場合、専用駐車区画が設けられているのは、誰もが駐車したがる位置なので、配慮なく駐車している人がいるのも事実。
それに、適正に利用していても、誤解されることもあるのも事実。

ゆずりあいの気持ちを持つことが一番だけど、現実はうまくいかないことが多い。
それなら、専用区画を必要とする人が、いつでも気兼ねなく使えるよう、パーキング・パーミット制度がもっと世間に広まればいいなって思います。

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