足湯にもおすすめ、使い勝手がシンプルなフットバス2種

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私の父は、脳梗塞とくも膜下出血の影響で左半身が麻痺し、車椅子生活を25年間続けていました。
亡くなるまでの数年間は、老人ホームで暮らしていたのですが、年を重ねるにつれ、体のあちこちが痛くなる冬の寒さを嫌がるようになりました。

特に、常態化していた足のむくみの痛みが、冬になるとかなりこたえたようです。
ひどい時は、靴が履けなくなるくらいだったので、本当に辛かったと思います。

そこで活用していたのが、フットバス。
かかりつけ医のすすめで始めたのですが、体が温かくなって気持ちがよいのはもちろん、足のむくみも改善するかもしれないという希望も抱いたようで、週に数回のフットバスの時間をとても楽しみにしていました。

足浴
足浴している父。

正直なところ、足湯を続けたとしても、足のむくみの改善の見込みはありませんでした。かかりつけ医は、治療目的ではなく、足の痛みが少しでも楽になるよう、足浴を勧めたのだと思います。
でも、希望を持って足浴をしている父に、そんなことは言えなかった。

寒くなり始めると、その頃のことを、懐かしく思い出します。

今回は、ネットショップで見つけたフットバスを2つご紹介します。
どちらも高機能ではありませんが、使い勝手がシンプルで、どなたにでもお使い頂けるのではないかと思います。

バケツタイプのフットバス「足湯専科」

「足湯専科」は、バケツタイプのフットバスです。
イノマタ化学の製品です。

保温機能も、泡が出るバブル機能もありませんが、少し熱めのお湯さえあれば、いつでもどこでも足湯を楽しめるシンプルさが良いです。

底面には、足裏のツボを心地よく刺激してくれる突起があります。持ち運びに便利な持ち手付きです。30㎝までの足に適応しています。

折りたためるフットバス

「折りたたみフットバス」は、その名の通り、使わない時は折りたためるフットバスです。

使用時は、ヒーター電源スイッチを入れるだけ。保温機能が搭載されていて、約40℃の状態でキープされます。
ただ、水を入れると、温めるのにかなり時間がかかってしまうようなので、最初からお湯を入れて使った方がよいと思います。

バブル電源スイッチを入れれば、泡がブクブク出て、さらに気持ちいいです。

折りたためば薄さ9.7cmで、コンパクトに収納できます。28㎝までの足に適応しています。

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