今年も、「介護作文・フォトコンテスト」の作品募集が7月15日から始まっています。
第17回介護作文・フォトコンテスト|全国老人福祉施設協議会
介護作文・フォトコンテストって?
「介護作文・フォトコンテスト」は、公益社団法人全国老人福祉施設協議会が主催しています。
2008年(平成20年)に第1回が開催され、今年で17回目となる、歴史あるコンテストです。
今年の募集部門は、全5部門です。
優秀者には、副賞も出ます。
応募締め切りは、9月16日(月)敬老の日です。
第17回介護作文・フォトコンテスト|全国老人福祉施設協議会
介護作文・フォトコンテストの思い出
実は私も、第2回のコンテストに参加し、作文部門で入選した経験があります。
「入選」ではありましたが、副賞として図書カードを頂きました。佳作以上だったら賞金だったのですが(笑)。
審査員の中には、今は亡き長門裕之さんもいらっしゃいました。
応募はしたものの、ダメだろうなと思ってました。
なぜなら、父が亡くなった後のエピソードを書いたから。
ある日突然、表彰状と副賞が家に送られてきて入選を知り、本当にビックリしました。
ちょっと異質な内容だったのに、よく選んで頂けたなあと、感謝しました。
第2回のコンテストが開催された2009年(平成21年)は、父が亡くなり、私の介護生活が終わった年です。
当時から、介護の現場はとても大変で、父が入所していた老人ホームも、スタッフの入れ替わりが激しかった。
ホームの方針に、違和感を持ったこともありました。
でも、本当に優しい心を持った若いスタッフたちが、やんちゃな父を親身に介護してくれた。
父の死に涙を流し、最後の最後まで優しい心遣いを見せてくれた。
そんなスタッフたちへの感謝の思いを、何とか文章にしたかった。
そして、コンテスト応募を通し、介護の現場で本当に頑張っている人がいるということを、伝えたかった。
そんな思いが詰まった作文が入選して、本当にうれしかったです。