ゲームを活用した、高齢者向けeスポーツの可能性

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スマホゲームを活用し、シニア層向けのeスポーツ普及に取り組む「さいたま市民シルバーeスポーツ協会」の活動内容を紹介する記事を読みました。

この記事を読んで、海外の高齢者施設で行われている、任天堂のWiiを用いたレクリエーションが参加者に大好評、という記事のことを思い出しました。
もう10年以上前の記事ですが、幸いなことに、まだ残ってました。

Wiiはかつて大ヒットしたゲーム機。リモコン型のコントローラーを振って遊ぶというのが、斬新でしたよね。

Wii

大人気の理由は、そのワイヤレス・コントローラにある。このコントローラを使えば、最低限ではあるものの、高齢者の能力範囲内で簡単に運動の動作を再現することが可能になるからだ。

引用元: https://www.afpbb.com/articles/modepress/2343203?pid=2555852

「知らない人同士が笑ったり冗談を言い合ったりするような、社交の機会を設けることだってできる。それに闘争心もよみがえらせてくれる。とにかく使い方が簡単だから、誰でも使えるんだ」

引用元:https://www.afpbb.com/articles/modepress/2343203?pid=2555852

誰でも使えるので、高齢者それぞれが、できる範囲で頑張れる。
笑ったり、悔しがったり、怒ったりして、感情を表に出せる。
出会いやおしゃべりの機会が生まれる。

これって、前向きに生きていくうえで、とても大事なことだと思うのです。人生の張りのようなものも生まれますし。
ゲームの新たな可能性を示した良い話だなあと、当時感動した記憶が残っています。

さいたま市民シルバーeスポーツ協会の水野事務総長は、こうおっしゃっています。

「今後ますます高齢者が増え、シルバーeスポーツの市場は大きくなるはず。今は既存のゲームを使っていますが、シニア層に特化したゲームやコントローラーの開発が目標。企業と協力して、シニアが操作しやすく、認知症予防にも効果があるものを作っていきたいんです」

引用元:https://dot.asahi.com/wa/2021102200025.html?page=2

大げさな準備なしに、誰でも使えて、みんなで集まって、楽しみながらカラダと頭脳を鍛えられるゲームやツールは、きっと作れるはず。きっと喜ぶ人も多いはず。
Wiiスポーツを楽しんでいた、アメリカの高齢者のように。

この目標、是非達成して頂きたいなあ。

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