自立入浴から介助入浴まで幅広く使えるバスボード(入浴台)「はねあげくん」

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ひとりでの入浴が不安な方はもちろん、介護される方の入浴介助の負担軽減にも役立つバスボード(入浴台)「はねあげくん」をご紹介します。
「安寿(あんじゅ)」ブランドを展開する、アロン化成の製品です。

はねあげくん

このバスボードの最大の特徴は、座面をはねあげることができること。

はねあげくん

入浴前後のバスボードの脱着が不要になったことで、自立入浴から介助入浴まで、幅広く便利に活用できるようになりました。

介助入浴の場合、これまでは介助者が要介護者を抱えながら、バスボードを取り外す必要がありました。
はねあげくん」は、介助者が片手で簡単に座面をはねあげられるので、介助者の負担を軽減できますし、要介護者の安全性も増します。

はねあげくん

自立入浴の場合も、バスボードを固定したままにしておけるので、手間が掛かりません。

はねあげくん

浴槽をまたいで入浴する方も、付属のグリップを利用すれば、浴槽用の手すりを設置できない場合でも安心です。

はねあげくん

付属のグリップはキノコ型で、握るだけでなく、手のひらを載せて体を支えることができます。
脱着や位置の調整も可能です。

バスボードの取付も、固定ストッパーを浴槽の壁に当てて固定するだけなので、とても簡単です。
サイズは浴槽の大きさに合わせ、H-SとH-Lの2種類が用意されています。

縁が平らでない、縁が傾斜しているなど、取り付けできない浴槽もあります。

老人ホームに入所していた私の父は、くも膜下出血と脳梗塞の後遺症で、左半身が麻痺していましたが、入浴時は車椅子からバスボードに移乗し、スタッフの手を借りながら、普通の浴槽に坐位でお湯に浸かってました。

このはねあげくんだと、スタッフがいちいちバスボードを脱着させなくてもいい。
さらに、浴槽横の手すりに加え、バスボード本体のグリップが、座って体を移動させる時の支えとなり、安心感が増えます。動く腕の方に手すりがあるとは限りませんからね。

父の存命中にもし「はねあげくん」があったら、父もスタッフも、入浴時の負担が少し軽減されただろうになと思います。

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