介護エッセイを出版しました。
2004年から2009年まで更新していたブログ「今週のすぎやん」の内容を抜粋・修正し、ブログには書ききれなかった作者の思いや後日談なども新たに書き下ろしたエッセイ。

介護タクシー配車アプリ「のれるんです」が、大阪でサービス開始しています。

福祉車両 介護情報
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今回は、8月1日からサービスを開始した、介護タクシー配車アプリ「のれるんです」をご紹介します。
サービス提供社は、ReeveSupport社です。

のれるんです

送迎日時や場所、必要機材、支払い方法など、希望の条件を入力して検索して予約。介護タクシー事業者から受付連絡が届いたら、当日乗るだけです。

ストレッチャー対応車や軽自動車、医療対応、英語対応、お出かけ付き添いなど、希望にあった車を手配できます。介護タクシー会社を指定して検索・予約も可能です。
決済もアプリ内で行えるので、利用当日にお金のやり取り不要。

24時間いつでも予約できたり、送迎車の現在地が分かるGPS機能を利用できたりするのは、アプリならではの便利機能です。
なお、スマホを使用していないなど、アプリを利用できない方のため、Web版の用意もあります。

現在は、大阪府大阪市・堺市を中心とした10社の介護タクシー事業者に限定したサービスですが、今後拡大予定だそうです。


介護生活の中でぶち当たる壁のひとつが、移動手段をどうやって確保するか、ということ。

私の父は生前、老人ホームで暮らしていましたが、体調を崩して入院することが、時々ありました。
父は左半身が麻痺していて、車椅子が手放せない体だったので、移動時には運転手付きの介護用車両が必要です。しかし私は、原付バイクは乗り回していましたが、車に関してはペーパードライバー。

私が父の介護をしていた十数年前は、個人・法人含め、介護タクシー業者が増え始めた頃でした。
しかし移動は、いつも突然決まります。ネットなどで調べてあちこちの業者に電話を掛けても、希望日時に予約がなかなか取れず、苦労したことを思い出します。

かつての私のように、移動手段確保にお困りの方のために、こういうサービスやアプリが、今後もっと増えたらいいのになって思います。

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